伝統を受け継ぐ建築物だからこそ、
専門家の調査・診断が必要。

調査と診断は、修復工事の品質を左右する重要な工程。
木材の専門家である公益社団法人日本木材保存協会認定の「木材劣化診断士」「木材保存士」が、施工前に必ず、調査と診断を行っております。

調査と診断の結果に基づき、建物にとって最適な施工プロセスを、
お客様にわかりやすくお伝えします

木材劣化診断士

公益社団法人日本木材保存協会認定

木材の生物劣化(腐朽と虫害)の診断技術の専門家です。住宅や土木建設物などに用いられている各種の木質材料を診断対象とし、その生物劣化である菌類による腐朽や、シロアリなどによる虫害を診断します。

木材保存士

公益社団法人日本木材保存協会認定

腐朽菌やシロアリ等による生物劣化から木材を守る「木材保存処理」の専門家です。木材を幅広い用途で、長期に亘って利用する処理技術や管理技術を持っています。

調査と診断のポイント

  • 木造建築物の木材劣化を診断

    木造の社寺や家屋が火災や地震以外で瞬時に倒壊する事はありません。先ず、パーツである木材が徐々に劣化して、やがて建物全体の劣化へと進行していきます。
    この劣化を予防するのが、最も安価で効率的な維持管理方法です。新築時から予防すると、さらに効果的です。

  • 木材生物劣化の対処が安全対策上重要です

    木材劣化には、さまざまな種類があります。その中で、最も維持管理上また建物の構造上・安全対策上重要な劣化である「木材生物劣化」に重点を置いて診断・対処します。
    阪神淡路大震災後の調査で、「木材生物劣化」がある住宅の全壊率は、それが無い住宅に比べて数倍に跳ねあがったと報告されています。

  • 木材腐朽菌とシロアリを重点に診断します

    木材生物劣化の第一要因は木材腐朽、第二はシロアリ、第三は甲虫です。耐震補強後でも安心は出来ません。木材腐朽菌とシロアリは木材のパーツを食い物にしてしまいます。
    診断は、これらについて重点的に行い、建物の現状を正確に把握します。

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